
ITサービスの中でも税務関係のサポートサービスはとても頼りになります。これまで税務署や税理士に頼まないとできなかった作業もITサービスの活用で安くあげることが可能になりました。
こうしたITサービスの中でも、確定申告のソフトを提供してくれるサービスはとても役に立ちます。
進化した確定申告サービスについて紹介しましょう。
確定申告のITサービスはいいぞ
確定申告の方法
従来は、確定申告と言えば申告書類を税務署から受け取り、収支や控除に加え消費税や家事按分などを計算して記入しなければなりませんでした。
領収書は添付する必要が無いものの、5年間は保管が義務付けられており数字と実態が合致するように何度も計算し直すことが必要でした。
こうした煩雑な作業は個人事業主には苦手分野であることが多く、青色申告会に加入したり税理士に相談したりして対策せざるを得ずお金のかかることとされていました。
このような事態を打開すべく、「弥生の青色申告」などの有料ソフトが開発されました。
しかし、確定申告の方法や税務制度は年々変化するものであり、ソフトには更新が必要です。
そこで、新しい局面にも対応できるお得なサービスが切望されていたのです。
確定申告のITサービス
そんな中で、毎月一定の使用料を支払えば確定申告の書類を作成してくれるお得なITサービスが生まれました。
利用者は基本的に経費と収入を入力すれば自動計算で提出書面を作成してくれるのです。
入力に関する技術上の質問があれば平日昼間ならいつでも電話相談を受けてくれるので、初心者でも安心して利用できます。
経費の入力欄にはメモの欄もあり、何についても出費かなど細目を付加することが可能になっています。
例えば、会議費や接待費についても「いつ、どこで、誰と会ったか」を記入しておけば後日整理する際に楽になるでしょう。
ただし、税務に関する相談はできません。
たとえば、経費に計上できる物に当たるかどうかなどの判断は税理士か税務署に相談してくださいと言われてしまうのです。
税制などの法改正にも速やかに対応してくれるため、新制度による記入方法の変更に戸惑うこともありません。
収支は翌年度に繰越されるので、改めて計算し直す必要もありません。
1年分まとめて手数料を支払うと、1ヵ月ごとに支払うより累計では安上がりで済みます。時系列で入力しなくても自動的に時系列で配列されていきます。
経費も収支も随時レポートのグラフが見られるので、偏りがあればその時点で出費などを修正することが可能です。
確定申告の提出書類は入力画面を元に正確に作成してくれるので、利用者はプリントアウトして税務署に提出すればよいだけです。