
実写映画化もされ大人気となった「3D彼女リアルガール」は、男女問わず面白いと評判の作品となっています。
ヲタク男子と学校一の美女が恋愛に発展していくといった夢のような世界の話なのですが、それだけで終わらないのがこの作品の魅力です!
今回は、「3D彼女リアルガール」のおすすめしたいポイントについて詳しく解説していきます。
3D彼女リアルガールのすすめ
ヲタク全開の男子が主人公
少女漫画には珍しい男子が主人公の作品です。
筒井光(通称つっつん)は、アニメが大好きなヲタク男子です。
自分が好きなアニメの世界を批判されることを恐れるあまり、いつも影のような存在として過ごしていました。
中学校の時に自分が好きだった女の子に「気持ち悪い」と批判されたことをきっかけに恋愛に対して臆病になり、二次元のみが自分の居場所だと思い込んでいる男子です。
高校に入って出来た親友も同じヲタク仲間の伊東だけといった非モテ男子の典型的なタイプでした。
二次元は自分を傷つけることがないと決めつけ、三次元を怖がって生きていたつっつんは、ある女の子と出会い人生観を変えていきます!
その女の子は、学校一の美女と呼ばれる女の子であり、好意を持たれた相手に対して気乗りしなくても付き合いを重ねてきたようなリアル女子だったのです!
全く正反対の生活を送る二人が出会い、恋愛に発展していくストーリーとなっています。
つっつんの気持ちに共感する男子が続出
自分に自信がないヲタク男子にとって、学校一の美女と関わることはとても勇気のいることであり、ましてや自分に気持ちがあるなんて思うことすら許されていません!
しかし、学校一の美女はいきなり「私と付き合って」と告白をしてきました。
あまりの出来事にバカにされたと拒否するつっつんでしたが、自分自身がその彼女(色葉)に惹かれていることに気付きます。
自分自身の殻を破り、前に進むことにしたつっつん。
その彼女と付き合うことを決めたのです!
色葉は何か抱えているものがあるのか、期間限定の付き合いを申し出てきました。
期間限定でも自分が好意を持った女の子が自分のことを好きになってくれるならいいと割り切って付き合いだしたつっつんでしたが、付き合っていく中で様々な葛藤を知ります。
誰かに嫉妬したり、彼女に触りたくなるような欲求など今まで感じたことのない気持ちを知り、悩み苦しんでいくのです。
この姿が共感できるとされています。
色葉の隠し事
「3D彼女リアルガール」の一番の重要なポイントは色葉の隠し事です。これはかなりストーリーが進まないと分かりません。
読者にとっては何となく心に引っかかるものがあるものの、それを考えないようにして読むことがおすすめです。
この色葉の隠し事は、つっつんとの関係にも大きく影響してしまいます。
つっつんの気持ちを考えれば考えるほど、胸が苦しくなり読み進められなくなる読者が続出しました。
それぐらいの衝撃がある作品なんです!!色恋だけのストーリー展開ではないので、男女問わず誰でも読める作品です。実写映画化を観て面白いと思った人は、是非原作も読んでみてください!
原作ならではの細かい設定なども知ることができますのでおすすめです。
