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今や文庫本のジャンルや流行も非常に幅が広くなってきました。

ファンタジーやSF、推理モノから恋愛ものなどに留まらず、異世界転生というジャンルも大きく賑わっています。

しかしそんな今だからこそ、現在の盛り上がりの下地を作った昔の流行にも目を向けてみると新しい発見があるかもしれません。

そんな今だからこそ見返しておきたい名作をご紹介します。

おすすめのライトノベルをご紹介!

魔術師オーフェン

魔術士オーフェンは富士見書房から出版されたファンタジー物のライトノベルで、漫画家やアニメ化、ドラマCD化など様々なメディアミックスも行われた人気のシリーズです。

主人公のオーフェンは優れた魔術の能力を持っているにも関わらず非合法の金貸し業でなんとか食いつないでいるチンピラのような人物ですが、その実壮絶な過去を抱えた元エリートで、自分の過去と世界を覆う陰謀などと戦っていく事となるお話です。

主人公が大雑把で短気という、ヒーローらしくない性格をしているのも斬新で面白く、ファッションもファンタジー物のローブや鎧ではなく革ジャンやベルトなど現代風とファンタジーの布服などをうまく噛み合せた物が出てくる独特の世界観も魅力の一つです。

またシリアスな本編とは打って変わって、オムニバス形式のギャグコメディとして魔術士オーフェン はぐれ旅も発行されており、こちらも高い人気がありました。

本編は終わったものの2019年時点でも新シリーズの方が始動中なのでこれからもまだまだ楽しめる名作です。

キノの旅

文庫本を語る上で、個人的にキノの旅は絶対に外したくない一冊です。

電撃文庫から出版されているキノの度は、国と国とが遠く離れている架空の世界で、それぞれの国々を巡る旅をしている主人公キノの体験を語るような内容の物語です。

国ごとに価値観や常識が大きく異なっており、その国々でキノが目にする事件や出来事は時に優しく、時に深く心を抉るような強烈さがあります。

可愛らしく素朴な雰囲気のイラストや地の文などで油断してしまいがちですが、そこそこ頻繁に銃撃戦や人の死が書かれる事となるのでそういった物に耐性が低い人はドキっとしてしまうかもしれません。

作者さんは旅が趣味なので、キノの旅のいくつかにはその実体験によって得た体験も強く反映されているようです。

シビアな話しながらどれも哲学的で強く印象に残りますし、いろいろなことについて考え直すようなキッカケを与えてくれる名作ですので是非読んでみてください。

無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜

無職転生は小説家になろうで連載されていた作品でその人気からKADOKAWAより文庫本として出版されており、今をときめく異世界転生物の一つです。

しかし普通の異世界転生物とやや違う点としてこの作品では主人公は赤ん坊として転生することとなります。

現世では自分が出来損ないであることに深い自己嫌悪を抱えていた主人公が、異世界でチャンスを得て全力で努力し、その世界で一目置かれる天才へと成長していくのはとても爽快感があり読む手が止まりません。

無職転生では主人公の出生からその死までの一生が書かれており、恋人ができたりすると少しエッチな描写も入ってきますが、全体として壮大な物語を楽しめて非常に満足感の高い名作なのでおすすめできる作品です。

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